すっかり仕事も慣れて、色んなことを任せてもらえるようになってきた。
幼児クラス(3・4・5歳)を1人で担任するようになって、とても忙しいけど、充実していた時期。
毎日、先生たちと子どもたちのことを話していた。
そんなときに、論文を書いて発表してみない?
という話が舞い込んできた。
九州の保育士、幼稚園教諭が集まる大きな研修での発表。
私が??
と不安だったけど、やってみることにした。
毎日、論文を書いては添削を繰り返し、本番へ。
テーマは『○くんをもっと知りたい』
発達が気になる男の子に、私が一年間どんな関わりをしたか、の実践をまとめた。
その子が活動に入れない理由、パニックを起こす理由を仮説して、試行錯誤していく保育。その子が生きづらい理由、困っている理由を考えて、寄り添っていく保育。
大勢の前で論文を読み、他園のベテランの先生たちに、色んな質問や疑問を投げかけられ、自分の意見を返す。とてもとても緊張したけど、いい経験だった。
この時に、自分の考えを言語化する楽しさも感じた。
今の私の発信につながっている事だと思います。
そして数年後、私の論文がある大学の先生の目に止まり、紹介されるという奇跡が起こります。保育士になって、自分の保育に自信をなくす事もあったけど、報われた瞬間。
その子は今、小学校の支援クラスで頑張っているみたい。
私も負けてられないな〜
出会った子どもたちに胸を張れる生き方をしたい☺︎
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