夫婦のすれ違いが、産後うつに繋がっているお話し〈学び日記10〉

こんにちは、hachi☺︎です。
今回は、最近メジャーな言葉になりつつある “産後うつ” について調べてみました。

調べてみると、原因はホルモンバランスなどの身体的な原因だけではなく、夫婦関係にあることが分かり驚いています(😲知らないことだらけ…)

出産後に仕事復帰する女性が増えている社会では、子どもの有無に関わらず、みんなが理解しておいて欲しいことだと思います。

のんびり読んでもらえると、嬉しいです☺︎

目次

  1. ”産後うつ”とは??
  2. 育児は妊娠中から始まっている。
  3. 夫婦がすれ違うポイント
  4. おわりに

1. ”産後うつ”とは??

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女性にとって ”幸せ” なイベントのはずの出産ですが、出産をきっかけにうつ病になってしまう人が少なくないようです。

〈症状〉
・気分が落ち込んでやる気が出ない
・気分の浮き沈みが激しい
・なかなか眠れない、夜中に目が覚めてしまう
・拒食or過食
・ずっと疲れていて怠い
・家事が、手につかないくらい体が思う様に動かない
・赤ちゃんのことを可愛いと思えない
・赤ちゃんが大きな病気になったのではないかと心配になる
・赤ちゃんが誰かに取られたりしたらどうしようと不安になる
・いい母親にならなくてはと自信を無くしてしまう
・周囲との会話や関りがとても煩わしく感じてしまう

引用:https://hidamarikokoro.jp/kanayama/blog/

〈原因〉
① 出産に伴うホルモンバランスの乱れ
卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)は出産時に分泌量が大きく変わる。ホルモンの変化が脳の神経伝達物質に影響を与える。

② 慢性的な睡眠不足と疲労
2~3時間周期ごとに授乳などの、慣れない育児に心身共に疲れ切ってしまう。

③ 「ママ」としての様々なストレスを感じる
ママというアイデンティティに慣れるには、様々な問題と向き合う必要がある。

引用:https://hidamarikokoro.jp/kanayama/blog/

理解していくと、産後うつは身近な病でした。
そして何よりも、赤ちゃんへの愛情不足が原因で発症するのではありません。
ママが自分を責めてしまうことが切ないです。

2. 育児は妊娠中から始まっている。

本「なるほど産前産後〜助産師解説 どうして?がわかる本」
作:青木智子

この本を読んで、”育児は妊娠中から始まっている”と言うフレーズにびっくり😲
妊娠中の育児教育とは、パートナーとイメージを共有をしておくこと✍️

〈妊娠中の育児教育〉
・どこで、どんな風に産むか
・保育園?幼稚園?
・復職をするのか
・母乳?ミルク?
・家事の分担はどうするのか
・緊急時手伝ってくれる人はいるか

妊娠前のカップルも同様です。
分かってくれるだろうと思うのは、すれ違いのはじまり。

何となく、一緒に検診にいくのではなく、一緒に親になっていると言う意識で行く。意識するだけで、親になる準備ができる。

何事も準備が大切だと、改めて感じました。

3.夫婦がすれ違うポイント

出産後の夫婦がすれ違っていく原因は、環境、精神的、価値観のズレのようです。

〈環境〉
里帰り出産などで、別居の育児が始まることでのズレ。
同じ環境で同じ苦楽をともにすることが大切です。
ママは「実家のようにしてもらえない」
パパは「実家でのんびりでいたはずだから、元の生活に戻ってきてほしい」
まずは、お互い大変な時期を共有して、感謝する。
お互い「わかってもらう」ためには、認め合うことが大切。

〈精神的ズレ〉
〜妊娠中〜
ママ「お腹にいるんだね、早く会いたい!」
パパ「なんだか分からないけど、お腹が大きくなってきたな〜」

〜出産の時〜
ママ「無事に生まれてくれるかな?」
パパ「奥さん大丈夫かな?」

〜出産後〜
ママ「やっと会えたね!」
パパ「こんなのが入っていたのか!?会ってみたらめちゃ可愛い」

ママは “自分より子ども” 
パパは “子どもより奥さん”

と思っている時間が長いため、すれ違いが生じます。

ママ「ちっとも子どものことを考えてくれない・・・」
パパ「こんなに奥さんのことを考えているのに・・・」
この違いに気づくと理解し合えるかもしれません。

〈価値観のズレ〉
夫婦は生まれ育った環境が違うので、教育方針が違うところがスタートライン。
人は、自分が歩んできた環境、信念を信じているので、譲れないことも多いです。
完璧に同じは難しいかもしれませんが、大きな目標を話すことが大切です。
”強く生き抜く力をつけてほしい” ”人に優しくできる子でいてほしい”など・・・
自分たちの軸を合わせておきましょう。

具体的な環境、精神的、価値観のズレの解説により、漠然としていた問題が明確になってきました。

4.おわりに

世の中のママ達は、どこで困っているのだろう?
私が”ママに優しい暮らし” を発信する前に、知っておきたいことでした。

“産後うつ”はその中の一つ。
始めは、子どもの育て方や、ママのホルモンバランスなどの身体的なことが原因だろう、と思っていました。

しかし、大きな原因の一つは夫婦のすれ違いだったのです。

生まれ育った環境の違う夫婦が、ひとりの人間を育てていくこと。
今までの生活がガラリと変わり、24時間子ども中心の生活になる。

本来、力を合わせていくはずの夫婦にズレが生じていくことは、お互い悲しいですよね。

そして、夫婦関係を一番近くで感じているのが、子どもです。

良い夫婦関係を保つためには、お互いの努力が必要だと思います。
素直になる努力、夫婦時間を作る努力、思いやる努力、距離感を見つける努力…

夫婦によって10人と色だと思います。
みなさんが良い夫婦関係を保つために意識していることを聞いていきたいな。
それをまとめたサイトがあるといいな。

ママに優しい暮らしのためにできることは、沢山ある!

産後うつを勉強することで、自分のしたいことまで深まっていきました。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました☺︎

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6 件のコメント

  • 流石hachi☺︎さん、読みやすい✨
    産後ウツ、まわりの理解も大切ですよね👌
    参考になりました!ありがとうございます。

    • cocoさん、コメントありがとうございます☺︎
      周りの理解も重要ですよね!
      子育ては1人でするものではないと改めて感じます。

  • 良い気づきをありがとうございます!
    ”育児は妊娠中から始まっている”
    ←これは娘が生まれる前から知ったはいたフレーズなんですが、まずはこれを男性側も認識しておく事が大切ですよね〜✨

    • ハッシュさん、コメントありがとうございます!
      男性はなかなか気づきにくいですよね。
      男性にも伝わりやすい記事を書いていきたいな〜・・・🤔

  • なるほとです。
    夫は子供が生まれても、日常は変わることはなくて、
    奥さんの心配をしたり、何か出来ることはある?なんですが、
    お母さんになった妻は、お母さんなんですよね。
    まずは子供の心配をするし、子供第一ですよ。

    その頃、僕は新築の家のローンを繰り上げるため、蕎麦屋の仕事のあとに、朝五時まで居酒屋でバイトをしていました。

    いま、考えると大事なのはそこではないんですよね。
    子供を一緒に育てる事が、奥さんのためなんですよね。

    どこかで、将来の為に、一生懸命やってるんだ感はあったのですが、妻にとってはまさに 今 が大事で 今 を共に頑張ることが大切だったんですよね。

    夫婦のズレはそこらから少しずつ、広がっていったのだとしみじみ思いました。
    俺が外で働いてくるから、キミは家庭の中を、。では到底ないですよね、忙しい蕎麦屋に育って、両親が働いてるのが当たり前の家庭だからこそ、そう思っていました。

    • ごりましさん、初めまして(´◡`๑)
      コメントとても嬉しいです、ありがとうございます✨

      私も女性なので、奥さん目線になってしまうと・・・
      そうなんですよね、きっと大きな家や、裕福な生活ではなく、
      子どもを一緒に育てる家庭を共有したかったかもしれません。

      でも、もう遅いことはないと思うのです。
      日中仕事をして、そこから朝までも働く・・・
      簡単なことではありません、ごりましさんのおかげで生活できることには変わりないです。
      本当に凄いことだと思います、誇りに思ってほしいです。

      でも、私が奥さんなら「何のために働いているの?」と聞いてしまいそうです。
      「家族のため」という返事に、その行動は本質的にそうなのかを話し合いたいです。
      この”話し合う”ことが大切だと思います。
      夫婦は他人同士、同じ意見なはずがありません。
      だからこそ、自分の気持ちを伝えて、相手の話を聞く。
      子どもと同じだと思います。
      そして、これはいつだって遅くない。
      今のタイミングからでも、十分可能です。
      ごりましさんのことを心から応援しています☺︎

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