19歳☺︎プロのお仕事《わたしの100年》

大学生になって色んなアルバイトを経験した。

⑴居酒屋
駅前の居酒屋で、サラリーマンや観光客で賑わっていた。
接客などは初めてでドキドキ・・・
とにかく面白い店長と、料理長、先輩たちにサポートされて頑張った。
でも、不器用な私は事件を起こしまくる・・・

レジを打ち間違えたり、
唐揚げを点々と落としていったり、
お皿を割りまくったり、
階段から落ちたり・・・

めちゃめちゃ怒られたけど、
どんだけ怒られても次の日には普通にやってきて、
懲りずにやらかす私に店長たちも諦めていました(笑)

そして、接客の楽しさを教えてくれた場所。
どんなに忙しくても、お酒は最優先で持って行くこと。
料理は食べるペースを見てオーダーすること。
お客さんが「すみません」って言う前に気づくこと。
料理は見た目も大切だと言うこと。
相手が心地よく過ごせる空間作りはここで学びました。

⑵結婚式場
19歳にとって結婚式は憧れ・・・
初めて見る披露宴はキラキラしていた。
新郎新婦の幸せそうな顔、会場がオシャレ、かわいい。
キッチンにはフォワグラや、ウェディングケーキ。
プロの司会者やお花屋さん、ウェディングプランナーさん。
もう毎日が幸せのおそそわけ♡

ってわけでもなかった・・・
キラキラしている裏側は戦闘モード。
料理人たちは怒鳴りあいながら作ってて怖いし、
料理は片手で3枚持ち。
進行が5分でも押すと、次の会場を走って準備。
12時間勤務、休憩なしは当たり前。水も飲めず、トイレも行けず。
今思えば3年もよく続いたな〜
ここでは忍耐力と体力、プロの仕事を見せてもらった。
キラキラしている裏側はとんでもない世界だった(笑)

でも、今思えば、質の高いものに囲まれていただけで勉強になった。
ここで出会った仲間とも一生の友だち。


⑶派遣会社
短期で仕事がしたくて、派遣会社に登録。
新しい商業施設が出来たら、カード入会の受付をしたり、
マラソン大会の給水コーナーでサポートしたり、
駅前でチラシ配りをしたり。
色んな仕事をやってみた結果、淡々とこなす作業や、
時間がすぎるのを待つ仕事は向いていなかった。

⑷保育園
保育園の延長保育の補助のバイトをした。
保育士になりたかったから、嬉しい仕事。
でも、たった2時間なのに掃除や、子ども相手にする仕事の大変さを体験できた。
チラシ配りの5時間と、保育2時間。
天秤にかけられない。
でも、私にとっては、互いを理解している距離感で相手が心地よく過ごすサポートがしたいと、この経験を通して改めて思った。


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こうして振り返ると、無駄なことなんて一つもなかったって思える。
居酒屋で怒鳴られた日々も、
結婚式の裏ででヘトヘトになっていた日々も、
誰ももらってくれないチラシをひたすら渡し続けた日々も、
保育園で子どもが全然話を聞いてくれない日々も、
私にとって、その瞬間はため息をついていたかもしれないけど、
そのため息があるからこそ今がある。



無駄なことなんて一つもなかった!
自分を褒めてあげよう。
19歳の私、よく頑張ったね!
会いに行ってぎゅーーって抱きしめたい。

#未来の自分に届いて欲しい
#自分史

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