こんにちは、シロツメクサの花冠作りにハマっているhachiです♪
今回は、絵が緻密で有名な「安野光雅さん」の絵本を紹介します。アート的要素もあり、大好きな作家さんです。
絵本「おおきなものの すきなおうさま」あらすじ
作・絵:安野光雅 発行所:講談社
昔、あるところに大きなものの好きな王様がいらっしゃいました。王様はなにしろ、大きな物が好きでしたから、屋根よりも高いベットでお目覚めになると、プールのような洗面器で顔を洗い、庭のような広いタオルで顔を拭いてやっと1日が始まるのでした。
りんご一つを食べるために、のこぎりよりも大きいナイフ。100年かかっても食べられないチョコレート。とうとう虫歯になって「いたいぞよ」とお泣きになりました。歯を抜くために、特別大きな釘抜きを国中のみんなが作ります。
次に思いついたのは大きな植木鉢。その植木鉢に赤いチューリップの球根を植えました。こんな大きな植木鉢だから、きっと大きなチューリップが咲くと待っています。
春になりました。大きな大きな植木鉢に、かわいいかわいいチューリップ一つ咲きました。
生命を人間が作ることはできない
小さい頃、大きな雲の上でお昼寝がしたいと思った。砂浜で住めるくらい大きな砂のお城を作りたいと思った。考えるとワクワクする♪
でも、どんなにお金や権力を持った王様でも、大きなチューリップは咲かせることはできなかった。生命は作ることができないことを教えてくれた。
こんな時に読みたい
お話の長さ、深さえを理解するのは4、5歳くらいだと思います。お花が咲き始め、虫たちが出てくる春に読みたいですね。生命の大切さを色んな視点から伝えたい。
私が好きなところ
王様を客観的に見た文章。
「昔あるところに、大きなものの好きな王様がいらっしゃいました」
「王様はガッカリなさって、えーんとお泣きになりました」
「チューリップが咲くのを、毎日まいにち待っておられるのです」
丁寧文で統一されていて、客観的に王様を見ることができます。「またそんなこと言ってー!」とハラハラしますね。自然に、絵本の世界に連れていってくれます。
また、この緻密な絵、美しい色合いが大好きです。お店、お家のインテリアにもおすすめです。
この王さま、素直そうな方ですね。憎めない感じがします。確かにこの表紙の絵は額装して飾りたくなります。
コメントありがとうございます✨
本当ですね、わがままで素直で憎めない✧
ぜひ絵本をインテリアに♪
絵本はいつも素敵ですが、
シノツメクサの花冠がまた素敵!^ ^
こちらの近くの公園にも生えてます!
ぜひ奥さんたちに作ってあげて下さい♡笑
簡単ですよ😁✧