幼い頃から、困っていたことがあった。
それは母と祖母の仲がとても悪いこと。
本家の嫁は苦労が多かったみたい。
なかなか深刻だったと思う。
父は忙しくて平日は遅く帰ることが多かったから、
私と、母と、祖母でご飯を食べるんだけど、
一触即発なんて当たり前。
父が帰ってきたら、泣いてケンカ。
私は、知らないふりをして明るく振る舞った。
私は母の安定剤だったと思うから、
泣いている母にタオルを持って行ったり、絵本を読んであげた。
普段はとっても優しい父と母なんだけどね、
大人の世界は色々あるみたい。
本当はもちろん仲良くなって欲しかった
でも、無理なことってあるみたい
8歳のわたしへ。
今でも周りの目を気にしてしまうのは、
母や祖母の顔色を気にしていたからかもね。
父は仕事に一生懸命だった。
母はどんな環境でも私を大切にしてくれた。
祖母は家を守ろうとしていた。
守りたいものは同じなのに、すれ違うことがある。
でも、もう大丈夫だよ。
色んな時期を乗り越えてきたからこそ今があるから。
今度は私が守る番だから、頑張るね。
#未来の自分に届いて欲しい
#自分史
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