こんにちは、hachiです☺︎
みなさんは今どこに行きたいですか?なかなか旅行ができないけれど、いつだって、どこにいたって、旅はできる⛵️
この4冊は、子どもはもちろん、大人にこそ読んでほしい絵本です🌈
みずたまのたび
作:アンヌ・クロザ 訳:こだましおり 発行所:西村書店
私は小さなみずたま。ネコが水を飲んだボウルの底にひとつぶ残った。空にまい上がり、雲になり、雨になって、土の中へ。姿を変えながら地球を巡る、みずたまの旅!
みずたまが主人公。シンプルなイラストと物語が心地いい。旅の中で、様々な生き物にも出会います。旅は、日常の中にあることを教えてくれます。
小さなピスケのはじめての旅
作者:二木真希子 発行所:復刊ドットコム
お母さんたちと別れ、一人で旅に出たピスケ。自分で家を探す旅。大きな町に断られ、岩の隙間も、洞穴もだめ。それでも諦めずに、最後はステキなお家を見つける。
ピスケに、いくつも試練が起こります。それでも、虫たちを助ける心優しいピスケに涙が出ました。緻密で、温かいイラストが優しい世界を表現しています。
ぼくのたび
作者:みやこし あきこ 発行所:ブロンズ新社
いつか自分も旅をすることを夢見る、ホテルで働くぼくの物語。全てモノクロで描かれています。静かに、憧れの思いを綴っている大人向けの絵本です。
\メイキング動画/
一言、ステキすぎました・・・ぜひご覧ください✨
みなみへ
作:ダニエル・ダンカン 訳:山口文生 発行所:評論社
一人ぼっちの漁師さん。ある日、ケガをした鳥を助けてすっかり仲良しに。しかし、鳥のために船の向きを南へ変え「一緒の旅はおわりだよ」とさよならをするのでした。
北の海へ一人で漁に出掛けた漁師さんと、南へ向かう途中にケガをした鳥との物語。見えない空間まで丁寧に描いたイラストがステキ。最後のシーンで額に入れた鳥の羽根は、一生の宝物です。
おわりに
小さな水滴も、森の動物も、ホテルマンも夢の中で、ひとりぼっちの漁師さん。旅は出会いと、憧れと、お別れがあるんですね。今は、どこにも行けないかもしれませんが、絵本の世界で旅をするのはどうでしょうか?
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