中国にいる時は1㍉も思わなかったのに何故か日本にいると中国語が勉強したくなるたかわん♪です。
今日は今までの中国生活をヒントに、鋼のメンタルを持つ主人に学ぶ
心豊かになるためのお話をしてみたいと思います。
私は2005年〜2015年の10年間を主人と共に、中国で過ごしてきました。
私のいた10年間は日本でいうところの、超超超高度経済成長期だったように思います。
(日本のそれを経験した事がないので推測ですが)
とにかく活気があっていけいけどんどんの世界。
ブラックカードやロールスロイスやランボルギーニを初めて生で見たのも、ここ中国でした😅
そんな金銭感覚が狂いそうになるこの中国で、もっと驚いたのは主人の交友関係でした。
彼の当時の給料は日本でいう大卒の初任給程度。
それでも中国ではそれなりの生活が出来ましたが『お金持ち』と言えるレベルでは到底ありませんでした。
そんな中、彼は仕事柄上記のような方達と会う機会が多く、私もよく同行していました。
ある10人程の宴会の席で、お金持ちの方達は自分たちの生活について話していました。
こんな車に乗って〜(もちろん高級車)
こんな家に住んで〜(海外に別荘)
こんな旅行をして〜(ファーストクラスで海外へ)
とにかく私たちの生活には無縁の、とても共有できるような内容の話ではなかった事だけは覚えています(笑)
私がその場で出来る事と言ったら、目の前にあるご馳走をひたすら食べて、自分の存在を消す事くらいでした😅
でも隣にいる主人は違いました。
お金持ちトークの話をひとしきり聞いた後、あろう事か、こんな事を話し始めました。
『僕の地元では肉まんは0.5元なのにここ上海では1.5元もするんですよ、3倍ですよ、3倍!!!!!!』
。。。。。。。。。。。。
正直隣にいた私は恥ずかしいの一言でした😖
1.5元(25円)なんて、ここにいる人にとってはどうでも良い事のように思えて
私は場違いな事を話してる主人を恥じました。
でも周りの反応はというと…私の想像とは裏腹に、何故か興味津々で彼の話に釘付けになっていて
そこからは彼のコミカルで笑える貧乏苦労話で、気づけば彼が会話の中心になっていました。
宴会後、私は『なんであの時あんな話をしたの?恥ずかしくないの?』と尋ねました。
彼は『なんで恥ずかしいの?事実じゃん。皆もお金の話してるから自分もしただけだよ。』
とあっけらかんな様子(笑)
この時は『肝っ玉座ってるな〜』と思う程度でしたが
だて塾に入って彼の今までの言動や行動を改めて分析するうちに、気づく事がありました。それは、
彼は人を見るとき上下関係を全く定めていない事
どんなに自分より優れいていると思う人間でも、偉い!とかすごい!とか過剰に人を褒めたりせず
『ただ同じ人間として接している』
シンプルにそれだけなんだなぁと思いました。
私も今までそう思って生きてきたつもりでしたが
実際は自分より何かしらすごい才能を持っている人に対して過剰に反応していたのかもしれません。
そして彼は常にそういう考え方だから、逆に人からどう見られているかも全く気にならないのだと思います。
彼の日頃からの口癖は
『人は人、自分は自分』
本当にそうですね😊
最後に私が中国生活を送って一番驚いたこと
それは主人が仕事の関係で世界的に有名な“ジャッキーチェン“に会った時のこと。
事後報告で聞いた私は半ば興奮気味に
「どうだった?やっぱすごかった?」と矢継ぎ早に質問攻めしていたら、彼が一言
『う〜ん、筋肉のある普通のおじさんだったよ』
相当失礼な発言のように思えますが、彼らしいと言えば彼らしいな〜と😅
ジャッキーにコーヒーまで入れてもらってこれを言えちゃうんだから
やっぱり主人は鋼のメンタルだな〜とつくづく思います(笑)
最後までお読みいただきありがとうございました😊
今日も一日皆さんを心から応援しています。
たかわん♪
中国での生活、とても貴重な体験ですね✨
フラットにみるってなかなか出来ないですよね
ホント後から振り返ってみるとわかる事があり過ぎて実感です。
とっても余談ですが、中国人のご夫婦がされているお店の肉まんが美味し買って🤣
素敵なお話ありがとうございます
cocoさん、いつもありがとうございます😊
本当に彼は仏のような人だなぁといつも思ってましたが
だて塾に入ってからは思考の癖がそうさせている事を知り
私も改善の余地があるんだなぁと今はその特訓中です。
フラットに見る力、養いたいですね!
中国人の作る肉まんは本当に美味しいですよね〜!
去年も彼の友達家族の家で肉まん作り手伝いました✨
皮から練って作るんですよ〜😊