言葉を育む〜転んでも立ち上がる力へ〜

こんにちは、#stayhome 色んな方がライブ配信をしているので、逆に忙しいhachiです☺︎

先日の記事に「一歳児へ、言葉の発達を促す、育むには、何が1番なんでしょーかね??」と言うコメントがありましたので、記事でお返事させて頂きます。

1歳児の言葉の発達

1歳児は月齢によって差が大きいです。「あーあー」などの喃語から、「ワンワン」「ママ」「ママ おいでー」など1語文、2語文とだんだん発達していきます。

1歳半検診があるように、節目の時期です。歩けるようになり、周囲とのコニュニケーションも盛んになり、魔のイヤイヤの時期にも突入します。

大人が意識すること

この時期で大切にしたいことは、共感すること、代弁すること。お花や虫を見つけて「あ!」と指をさして大人を見る。これは子どもにとってコミュニケーションの一歩。そんな子どもに「たんぽぽがキレイだね」「アリが歩いているね」とたっぷり共感する。

以前、1歳の歩き出した子がみかんを食べて「すっぱ!」と言ったのです。味覚を言葉で表現できるんだ、と驚きました。

また、友だちとおもちゃの取り合いをしたら「貸して欲しかったね」「取られてイヤだったね」と自分の思い、相手の思いを丁寧に代弁して伝える。すると「あぁ、私は取られてイヤだったんだ」と言葉で納得するようになります。ここで、「ごめんねって言いなさい」と言う声かけをしても「ごめんね」の意味を捉えていないので、私は控えています。

何より、言葉を正しく丁寧に、自分や相手の気持ちを伝えることが大切です。

転んでも立ち上がる力

1歳は歩き出したばかりで、沢山転ぶ時期。転んで泣いている子を抱っこしてあやすのではなく、側に行って「大丈夫?足が痛かったね」「びっくりしたね」と事実を伝える。そして、手を差し伸べる。子どもがなるべく自分で立ち上がるお手伝いをします。あくまで、立ち上がるのは子ども自身。

《私のやり方》

(1)手を繋いで起き上がるお手伝い

⑵手は出さず側で見守る

⑶子どもが自分で大人の所に来て説明する

↑このように徐々に手を引いていく

その時に「膝を打ったね」「手の平から血が出たね」など言葉を添えることで、身体の部位の名前を知ったり、なぜ痛いのかが言葉で理解できるようになる。すると、必要以上に泣かなくなり「ひざを怪我したから、消毒して」と言いに来るようになります。

身体の筋力も大切

言葉が不明瞭な子は同時に、よだれが多い、噛む力が弱い、転びやすいなど、身体の発達の面も気になることがあります。普段硬い物食べていますか?ハイハイを十分に経験して歩き出しましたか?左右の足の長さは同じですか?

手押し車、ハイハイでの鬼ごっこ、マッサージをすると良いですよ。手押し車(トレーニングの方)は特に、奥歯を食いしばる運動です。咀嚼力がグッとついて、滑舌も良くなります。

言葉を綴る力を

フラッシュカードなどで沢山の物の名前、国の名前を覚える早期教育もあります。私個人としては、沢山の単語を覚えても、本当の意味、美しさ、悲しさなどが分からないと勿体ない。小学校前に漢字、英語を習う子もいますが、文字を暗記しても、綴ることはできない。作文でつまづく、友達関係でつまづいてしまうことが多いのです。

将来、言葉はたくさん自分や大切な人を助けてくれます。今の時期だからこそ、たっぷり正しい言葉を吸収してほしいですね☺︎

#過去の自分に届いてほしい

#言葉の発達

#一歳半の節

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4 件のコメント

  • 記事にしてくださり、ありがとうございます!
    今の自分の子供にフィットしそうなアドバイスばかりでしたー!
    早速、意識して実践してみます!
    さすがhachiさん^ ^

    ◯共感、代弁してあげる。
    ◯転んでも、立ち上がるのはその子自身。
    ◯身体の筋力も相関しているので、それも大事。

    • まとめきれずに、長く長くなってしまいました💦反省,,,
      選択肢のひとつにして頂けたら嬉しいです☺️

  • すると、必要以上に泣かなくなり「ひざを怪我したから、消毒して」と言いに来るようになります。

    これは、まさに我々が必要以上に悲しんだり、不安になったりしてしまうときに、事実をありのままに捉えると、恐れが消え、すべき事が見えてくる、ということに似ていますね。お子さんから学ぶことは大きいのですね。

    • コメントありがとうございます😊
      本当にそうだと思います。
      なんで痛いのか、悲しいのかを言語化できるようになる練習。大人と一緒ですよね、むしろ教えて貰っています(^^)

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